2013年10月4日金曜日

6段変速の通学車 構造上の弱点

通学用に6段変速の自転車を使っている人は多いです。

でも、後輪の回転軸に弱点があることを知っている人は、少ないと思います。

画像は、折れた車軸です。


折れない場合でも、大きく曲がってしまうと、突然、後輪がまったく動かなくなります。
(ブレーキの故障と勘違いする方もいます)

軸をあと3ミリも太くすれば、改善されるでしょうが、ローコスト(安値競争)を追求している限り、
変わる可能性はありません。

「構造上の欠陥だ」、「意図的な劣化だ」、と言う意見もあるようですが、
販売価格を考えると(つまり原価を考えると)当然の結果でしょう。

折れるケースは、そう多くありませんし。

コレを完全に解決するためには、違う構造の部品を使って新たに車輪を組むしかないのですが、
それ以外にも出来ることはあります。

関心のある方は、修理でうかがった際に、わたくしに直接訊いてください。

できるだけ、わかりやすくお伝えします。